営業とコントローラーの仕事は、まったく違うようで通ずる部分があると私は思っています。営業は、人とのコミュニケーションが大切な仕事。店舗と百貨店の架け橋として、両者の売上やメリットになるようなお店づくりをしていきます。店舗ごとの課題に応じて解決策を考えたり、百貨店ごとの傾向に応じて提案のしかたを変えたり。相手の立場に立つことや、広い視野を持つことが求められます。
一方でコントローラーは、データを読む力が不可欠。どの店舗でどんな商品が売れているか、在庫は十分か、新商品をどのくらいつくればいいか、数字から事実を読み取り、商品をコントロールします。現場のリアルな声と、データ。その両方を知っていることは、ブランドをベストな方法で成長させていくうえでの大きな強み。店舗の状況や百貨店の要望をふまえてすぐに商品をコントロールできますし、データをふまえて的確な提案をすることもできます。2つの仕事をうまく活かし合いながら、『ニューヨーカー』ブランドのファンをもっともっと増やしていきたいと思っています。
販売から営業に異動して、「営業として自分にできることは何だろう?」と毎日頭を悩ませていました。そのときに着目したのが、赤字続きだったある店舗。2人体制の店舗だったため残業代が減らず、経費がかさんでしまっている状況でした。
そこで私は、仕事の進め方を整理し、「これまでずっとこうしてきたから」という理由だけで続けられていたことを根本から見直しました。最初はなかなか思うようにいきませんでしたが、1年間粘り強くトライした結果、赤字を減らして売上を上げることに成功! 店舗の年間売上も達成して会社から表彰され、店長から「高松さんが営業でよかった」と言ってもらえたんです。私ひとりが評価されるよりも、担当した店舗のみなさんが賞賛されるほうが営業として何倍も嬉しい。そう実感しました。
Daily Schedule
出社。
始業。
各店舗の売上や商品動向、在庫などをチェック。
お昼休憩。
百貨店のバイヤーと売上状況などの打ち合わせ。
店舗にて店長・スタッフとミーティング
新商品の作成数量と価格を決定。
新規商品の各店配分表を作成。
退社。
入社:2014年4月
職種:営業兼コントローラー
新卒入社後、ニューヨーカー八重洲地下街店でメンズの販売を担当。1年目9月からニューヨーカーの営業を担当し、2年目3月から現職に。
Q1. 就活でチェックしていた業種・職種は?
A1. 服が好きで、セレクトショップでバイトしていたこともあり、アパレルメーカー・セレクトショップ・百貨店など。
Q2. 入社の決め手は?
A2. 「自分が10年後も20年後も着られる服やブランドを 扱いたい」という思いにぴったりだったこと。上司も 「さん」づけで呼ぶ、フラットな社風にも惹かれました。