CSR・環境・品質保証課題
これらは、「ダイドーエンゲージメント/お客様とのお約束」に必要と考え、グループ全社が適合遵守に取り組み、加えてグループの*仕入れお取引先様にも説明と同意協力を求める必須課題です。
自社工場での取り組み
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*コンプライアンス&サプライチェーン・トータル・マネージメント・システム
ダイドーリミテッドグループ自社生産工場は、法令遵守、総合的品質保証、環境、社会的責任の実現と維持を目的に「*コンプライアンス&サプライチェーン・トータル・マネージメント・システム」を2002年より導入しております。
*コンプライアンス&サプライチェーン・トータル・マネージメント・システム
取り扱っている繊維製品が消費者に対して安心して届けられるものかどうか、 品質面についての責任のほか、環境への配慮、安全・衛生管理、公正な労働環境や貿易ルールとの適合といった社会的責任について、製造履歴や原料にまでさかのぼり、企業が各種の管理基準や法令法規を持続的に遵守することを可能にする管理手法です。この取り組みは自社工場内に留まらず、自社工場が使用する原料、副資材などの*仕入れお取引先様各社にも、その実現の協力と同意を得ています。
*仕入れお取引先:原料・資材仕入先及び縫製工場
仕入れお取引先との取り組み
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ダイドーサプライヤー行動規範
当社の仕入れお取引先(サプライヤー)の皆様には、自社工場と同様の法令遵守、総合的品質保証、環境、社会的責任の適合遵守をいただくために2011年に「ダイドーサプライヤー行動規範」を制定し、目的と意義を説明させていただき、ご理解を得て、同意承諾を表す書面を頂いています。
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行動規範の構成
この「ダイドーサプライヤー行動規範」は、あらゆる国、事業、職業を通じて、ダイドー製品の製造と販売に関与する人々にとっての最低限の行動基準を示したものであり、法的規制と国際基準に基づいて作成されています。
また「ダイドーサプライヤー行動規範」は、「安全と品質への保証活動」、「環境・社会的責任への保証活動」、「店頭~アパレルの保証活動」の3つの活動分野と6項目の要求事項から構成されており、2つの「製品要求」と4つの「企業要求」があり、これらの保証活動を通じて、『持続可能な(サスティナブル)信頼と価値』を構築していきます。
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ダイドーサプライヤー行動規範の評価実施
「ダイドーサプライヤー行動規範」の要求事項に関して、各仕入れお取引先様に自己審査による回答をしていただき、現状の客観的な分析評価を第三者評価機関により行っております。
各仕入れお取引先様には自己審査を通じて「ダイドーサプライヤー行動規範」の要求事項を深くご理解いただくとともに、現状の達成度と未達成度を認識いただき、今後の強化と改善にお役立ていただくことを目的としています。
※アセスメント対象サプライヤー:ダイドーサプライヤー行動規範の評価対象サプライヤー